【懐かしのドラマ】やまとなでしこ

先日といっても数ヶ月前ですが…

やまとなでしこ20周年特別編の録画を今更ながら観ました。

 

松嶋菜々子の美しさはもちろんですが

堤真一が演じた欧介さんのカッコいいのに普通の人の雰囲気が当時とてもツボにハマりまして、今観てもやっぱりこの雰囲気好きだな〜っとしみじみ。

 

そして素敵なシーンはたくさんあるのですが、1番好きなのは東十条さんとの挙式の前日に桜子が自分のアパートで赤いきつねをズルズルっと食べるシーン。。

 一般的に挙式の前日って言ったら美容に気合い入ると思うんです。ヘアケアしたり顔パックしてみたり、コラーゲンドリンク飲んでみたり…

でもそんなことを一切せずにしみじみと赤いきつねを食べる桜子。

例えば2人(桜子と欧介)の出会いのきっかけとなった合コンで、医者であり馬主設定だった欧介さんが本物で、その人との挙式だったら

赤いきつねを哀愁漂わせながらあんな風に食べることはなかったと思うんです。

改めて東十条さんとの結婚が桜子にとって妥協というか諦めというか、そういったものが滲み出ていてすごく印象に残りました。

 

また、お金では買えないたった一つのものを探求してたけど、だからと言って魚屋の欧介とハッピーエンドではなく、数学の道に返り咲いた欧介さんと無事結ばれるっていう結末もまた夢があって良いんです。

 

20年前のドラマとは思えないほど、桜子のファッションも相変わらず素敵でした。

また少し時間が経った頃に観直して、余韻に浸ろうと思います😊